離乳食が始まると、色々なものを食べるようになってくるので
心配になってくるのが食物アレルギーですね。
我が家の息子も本当に色々なものが食べられるようになってきて
油断していたのですが、ある日アレルギー症状が出てしまいました。
1歳になった今でも、卵については避けて食事をとっているのですが
先日入院した際に一緒に血液検査もしたので、ついでにアレルギーの検査もしてもらいました。

その結果とお医者さんに聞いたことをまとめていきたいと思います。
アレルギーの発症について
0歳9ヶ月でアレルギー症状。どんな感じ?

元々、卵やそば、ピーナッツなんかは危ないと友達から聞いていたので
気をつけていたつもりだったのですが、甘かったようですね。
卵の黄身を固く茹でたものを少しずつあげながら様子を見ていましたが症状出ず。
白身はなんとなく避けていました。
妹から、たまごボーロとか少しあげてみてもいいかもと言われて
少しあげてみましたが症状は出ず。あまり好きではないようでそのうちすぐ口から出すように。
市販の離乳食に卵が入っていたものをうっかりあげてしまった事があったのですが
その時も症状は出ず。
なんだ、うちの子卵アレルギーないんだ。と思っていました。
ある日、義父が卵雑炊をつくってくれたのですが、この間離乳食大丈夫だったしなと思い、食べさせていたら
少し食べたところでなんだか様子が変。
首の後ろをボリボリ掻き始めて、口のまわりも赤くなり
看護師をしている義母がそばにいたので
「おかあさん、なんか様子が変なんですけど、アレルギーですかね…?」
と聞いてみたら、息子の様子をみてくれて
次第に全身を掻き始めたので、これ蕁麻疹やねという話になり
義母の働いている市民病院へ連絡してくれてすぐに行く事に。

こんな感じでガッツリ蕁麻疹が全身に。
痒くて泣いていて本当に申し訳ないと思いました・・・。
我が家の息子の症状は蕁麻疹でしたが、他にも様々な症状があります。
例をあげておくと
- 消化器症状
(下痢・嘔吐・腹痛) - 皮膚症状
(湿疹・蕁麻疹・発赤・唇の腫れ) - 呼吸器症状
(咳・喘鳴・呼吸困難)
これらの症状が見られたら病院に行って診てもらいましょう。
病院での検査はどんな事をする?

お医者さんに診てもらったところ、アレルギーで間違いなさそうなので
血液検査をしておこうという話になりました。
その時に、何をどれだけ食べたかや、今まで食べたことがあったかなどを聞かれたので
もしもの時の為に覚えておくといいと思います。
ちなみに、アレルギーの血液検査などは症状が出てから原因を特定する為に行うものなので
離乳食を始める前などは心配かもしれませんが
離乳食の基本的な進め方をしていた中で症状が出たらその都度病院で相談するという流れになりますのでお気をつけください!
今回息子は血液検査のみでしたが、他にも皮膚試験や負荷試験というものもあります。
少し紹介しておくと
皮膚試験
アレルギーの原因物質と思われるものを付着させ、その後の症状を経過観察したり、アレルギーの原因となるものをつける「パッチテスト」 など。
負荷試験
原因となる食品を少しずつ食べさせて、アレルギーの有無を確認する方法。
ざっくり説明するとこんな感じです。
負荷試験については後ほどまた紹介します。
この日は、検査をしてお薬をもらって帰宅しました。
息子は泣き疲れて車の中で寝ていましたが、家に帰って薬を飲んだらすっかり症状が良くなって
元気に遊んでいました。
薬の内容はどうだったか

ちなみにですが、お薬の内容を少し紹介しておきます。

どちらもシロップでした。
飲み物に入れてもいいかもしれませんが、義母さんが注射器に入れて飲ませてくれました。
量をはかる時に便利だし飲ませやすかったので良かったらお試しあれ。
検査の結果はどうだったか?
肝心の検査結果ですが、1週間くらいで出ました。
参考に結果を紹介しておきますね。

卵白とオボムコイドの数値だけすごく高かったです。
ちなみにオボムコイドは卵白の成分なので同じものと考えてOKです。
他にも少し高いものがありますが、そこまで気にしなくてもいいよとのこと。
3くらいまで行くと少し気になりますが、息子はお米でも小麦でも症状は出ませんでした。
今回のアレルギーは、もちろん卵白にあるのですが
少し生の要素があった事も原因のひとつではないかと言われました。
例え鍋で煮ていたとしても半熟だった部分があったかもしれないので
それも少し関与しているのではとのことでした。
今まで卵が入っていたもの(パンや市販の離乳食)でも、症状が出なかったのは火がちゃんと通っていたからなのかもしれませんね。
今後の治療について

今後の治療について、負荷試験を行ってどれだけ食べれるかを検査して
その後少しずつ増やしながら食べられるようにしていくと良いとのことでしたが
この時息子と私は夫の実家(宮崎県)におりましたので
愛知に帰ってきてから治療をしようという話になっていました。
しかしなかなか病院に行けずにそのまま半年経ってしまいました。
そして前回ブログに書いたように入院になってしまった時に
お医者さんから卵のアレルギーのお話を聞いて
今のうちに、負荷試験などはやっておいた方がいいかもと言われたので
今回ももう一度簡単な検査をしてもらいました。

結果はこちら。
一番上の非特異的Ig -Eというのはどれだけアレルギー体質かといった数値だそうです。
多い子ですと、メーター振り切っちゃう子もいるようです。
息子は半分くらい。
まぁまぁアレルギッシュ。というところでしょうか。
ごま、そば、大豆はそこまで気にすることはないけど、最初は様子をみて少量からと言われました。
そして花粉症ではないようですね。
この結果、負荷試験を行ってもいいし、お家であげられるようであれば
毎日1gずつ増やしてあげていくと2年くらいで食べられるようになるのではないかとのこと。
早くしたほうがいいというのは、卵の味が嫌いになっちゃう場合もあるからとの事でした。
かく言う私も、エビアレルギーなのですが味と食感が苦手で食べなくなった記憶が・・・。
多分もう食べても大丈夫なんですよねきっと。
負荷試験も考えましたが、負荷試験をするとなると
病棟のプレイルーム(おもちゃとか置いてある)に看護師さんが付きっきりで
少しずつ食べさせて様子を見ていく。と言うものだそう。
お医者さんもちょくちょく確認しに来てくれると。
迷ったのですがこのご時世、そんなに外にも出たくないしましてや病院。
家でできる事なのであれば・・・と
頓服でアレルギー症状を抑える薬をもらったのでおうちで少しずつ増やして様子をみる事にしました。
終わりに
幸い今回息子はアレルギー症状と言っても蕁麻疹だけで済んだので良かったのですが
アナフィラキシーのような最悪死のような症状の可能性もあるので
アレルギー本当に怖いなと思いました。
もし少し心配があるような食べ物を食べさせる時には平日の午前のような病院が空いていて、行きやすい時間に食べさせてみることをお勧めします。
息子の卵アレルギーの経過はこれから少しずつ書いていこうと思います。
これからおいしいものが溢れる世の中、少しでも心配なく食事ができるように整えてあげられるといいですね。